人気ヒーローを襲ったまさかのトラブルとは?
この記事では、映画の「スパイダーマン」と「アメイジング・スパイダーマン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スパイダーマン」とは?
米国の国民的ヒーローであるスパイダーマンが待望の映画化を果たしたのは2002年の事でした。
サム・ライミ監督、主演トビー・マグワイア氏によるコンビでシリーズ化、2007年までに3部作で物語は描かれています。
人気は高く続編が予定されていたもの頓挫。
その後2013年にサム・ライミ氏が配給会社『ソニー・ピクチャーズ』との意見の不一致により、同シリーズを降板した事を明らかにしました。
「アメイジング・スパイダーマン」とは?
前作「スパイダーマン3」は敵ヴィランに人気キャラ“ヴェノム”が登場した事もあり、世界的に興行で成功を収めていました。
それに伴い新たな3部作の制作が決定。
2011年公開予定で「スパイダーマン4」の構想が練られていました。
しかし2010年にサム・ライミ監督の降板が決定。
企画の変更を余儀なくされるとリブート作品として新たなスタートを切る事になりました。
それが2012年に公開された本作になります。
監督マーク・ウェブ、主演アンドリュー・ガーフィールド氏による新たな3部作で新たなスパイダーマンの活躍が予定されていましたが、諸般の事情によりシリーズは2014年の「アメイジング・スパイダーマン2」で物語を完結しています。
「スパイダーマン」と「アメイジング・スパイダーマン」の違い
「スパイダーマン」と「アメイジング・スパイダーマン」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はアース96283の「スパイダーマン」を主人公にした物語が描かれてきるのに対して、後者はアース120703の世界線のスパイダーマンを主役にした物語なのが大きく違うと言っていいでしょう。
そのため主役のピーターが再び高校生から物語が始まります。
原作コミックでは既に日本版の山城・スパイダーマンも登場。
平行世界で多くのスパイダーマンが存在している設定のため、別次元のスパイダーマンの話が描かれた事自体は不思議ではないと言えるでしょう。
但し「アメイジング・スパイダーマン2」が興行的失敗に終わった後に『マーベル・スタジオ』とのパートナーシップ締結でシリーズが打ち切りになった経緯もあり、失敗作の烙印を押された感があるのは否めません。
まとめ
「スパイダーマン」は2002年から公開されたサム・ライミ監督が指揮を揮った3部作を指します。
「スパイダーマン3」の世界的な興行成功から新3部作の制作が決定。
しかし配給会社との確執から監督が降板。
2011年公開予定の第4作はリブート作品化する事になりました。
予定より1年遅れる形で公開された作品はマーク・ウェブ監督による「アメイジング・スパイダーマン」第1作となりました。
本来は3部作を予定、監督はもとより主演のアンドリュー・ガーフィールド氏とも契約を残していたもの諸般の事情により2014年の第2作で打ち切り完結になっています。