この記事では、「長ネギ」と「玉ねぎ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「長ネギ」とは?
「長ネギ」とは、根元の白い部分が長い「ネギ」のことを言い、「白ネギ」とも呼ばれています。
また、「長ネギ」のことを、「ネギ」と呼ぶこともあります。
「ネギ」はヒガンバナ科ネギ属に属している多年草のことを指しています。
5月〜6月頃に、「ネギ坊主」と呼ばれる球状の白い小さな花が多数咲きます。
「ネギ」の葉は根生の線形で、筒状の中空です。
葉や茎が食用に、白い茎が薬用に利用されています。
「ネギ」は「長ネギ」、「白ネギ」の呼び名の他にも、「冬ネギ」や「ヒトモジグサ(一文字草)」などとも呼ばれています。
また、「ネギ」の英語表記は「Welsh onion」になります。
「玉ねぎ」とは?
「玉ねぎ(玉葱・タマネギ)」とは、ヒガンバナ科ネギ属に分類されている多年草(園芸では一・二年草)のことを表しています。
中央アジアが原産と言われていて、草丈は50㎝〜70㎝くらいです。
「玉ねぎ」の開花時期は、5月〜6月頃で、茎頂部に散形花序の球形の花が咲きます。
花は6弁花で、白色の小花が多数、密につきます。
「玉ねぎ」の葉は根生で線形で、筒状の中空になっています。
葉は「葉タマネギ」として、食用に利用されています。
また、地下部に鱗茎(球根)ができ、野菜として食されています。
そして、「玉ねぎ」は英語で「Onion」と表記します。
「長ネギ」と「玉ねぎ」の違い
「長ネギ」と「玉ねぎ」の違いを、分かりやすく解説します。
葉は「長ネギ」よりも「玉ねぎ」の方が細いです。
また、花弁が「長ネギ」は開きますが、「玉ねぎ」は開きません。
「長ネギ」と「玉ねぎ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「長ネギ」と「玉ねぎ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「長ネギ」と「玉ねぎ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。