この記事では、「デニッシュ」と「クロワッサン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デニッシュ」とは?
「デニッシュ」には、「デンマークの」といった意味があります。
つまり、「デニッシュ」とはデンマークのパンということになります。
「デニッシュ」の発祥がデンマークであることから、この名が付けられたのですが、デンマークでは起源の考えに違いがあります。
デンマークでは「デニッシュ」の起源はオーストリアのウィーンだといわれており、そのため、デンマーク国内ではウィーンのパンを意味する「ヴィナーボズ」と呼ばれています。
そんな、「デニッシュ」は生地にバターなどを何層にも挟み焼いた食パンになります。
生地を薄くのばしバターを練り込み重ねていくといった作業を何度も行い、その結果、焼いた後、サクッとした食感を楽しむことができます。
形の基本は四角か円形。
ジャムやカスタードなど甘いものを挟んだ「デニッシュ」のほか、生地自体を甘く仕上げた「デニッシュ」もあります。
「クロワッサン」とは?
「クロワッサン」はフランス語で三日月を意味します。
その名の通り、「クロワッサン」は三日月型です。
生地を薄くのばしバターを練り込み重ねていくといった作業を何度も行い作られる「クロワッサン」。
焼き上がった後の食感はサクサクです。
「デニッシュ」と「クロワッサン」の違い
「デニッシュ」と「クロワッサン」の違いを、分かりやすく解説します。
作業工程としては、生地を薄くのばしバターを練り込み重ねていくといった作業を何度も行うといった共通点のある「デニッシュ」と「クロワッサン」。
しかし、焼き上がった際の見た目に違いがあります。
「デニッシュ」の形は基本、四角か円形に対し、「クロワッサン」の形は三日月です。
また、「デニッシュ」が甘いパンに分類される一方、「クロワッサン」は甘くないパンに分類されます。
まとめ
作業工程が似ている「デニッシュ」と「クロワッサン」には、以上のような違いがあります。