「愛山(日本酒)」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「愛山(日本酒)」の失敗しない選び方とお勧めの商品を紹介します。
「愛山(日本酒)」を選ぶコツ
愛山は粒が大きく、千粒重という指標では山田錦と同等かそれ以上の重さがあります。
また、心白発現率という指標では山田錦よりも高く、心白が非常に大きいことが特徴です。
心白とは米粒の中心部にあるでんぷんの塊で、タンパク質や脂質などの不純物が少ない部分です。
心白が大きいほど、日本酒になったときに米の旨味が強く出ます。
深い旨味の日本酒を味わいたい方は、愛山の日本酒をいただいてみましょう。
商品ページに記載されている説明を元に、ご自身の好みの味わいかどうかを確認したり、他のさまざまな日本酒と確認したりすることをおすすめします。
「愛山(日本酒)」のお勧め
通販では、愛山(日本酒)を購入することができます。
その中から3種類紹介します。
「初孫 純米大吟醸 愛山」
火入れ原酒と生原酒の2種類が販売されています。
愛山の特徴である甘みを抑えてバランスの取れたすっきりと上品な味わいに仕上げられた日本酒です。
「秀鳳 純米大吟醸 愛山」
火入原酒で、香りおだやかなボリュームで、柑橘系やパインなどの爽やかな香りがほんのりと香る日本酒です。
ジューシーで果実感がある甘さからグレープフルーツのような後味に変化します。
「東の麓 純米大吟醸 龍龍龍龍(てつ)」
「龍」という文字を4つ書いて「てつ」と読みます。
漢字で最も画数の多い文字で、手間隙を掛け造り上げた純米大吟醸酒という意味があります。
果実感のある豊かで甘い香りが楽しむことのできる日本酒です。
まとめ
「愛山(日本酒)」は、兵庫県で育成された酒米の一種である愛山を使用した日本酒です、日本酒造りに適した酒米として高い評価を得ています。
また、愛山は、心白発現率が高く吸水性が良いため、もろみに溶けやすい性質を持っています。
この特徴によって、雑味が出てしまう場合もありますが、うまく活かすことによって濃醇な風味を持つお酒に仕上がります。
愛山は甘くてジューシーな日本酒に使われることが多く、近い特徴を持つ雄町を好む人々からも人気の酒米です。
ぜひ、愛山を使用した日本酒をいただいてみましょう。