この記事では、「SATA2」と「SATA3」の違いを分かりやすく説明していきます。
「SATA2」とは?
SATA2は、コンピュータ本体にストレージ装置を接続するSATA規格の第2版を示します。
SATAとは、SerialATAを略した言葉で、パソコン本体にHDDとかSSD等のストレージとか光学ドライブ等を接続するための、インターフェース規格の1種です。
SATA2は2004年の策定されたもので、初代であるSATA1を改良して、データ転送速度が1. 5Gbpsから、3. 0Gbpsに引き上げられました。
「SATA3」とは?
SATA3は、コンピュータと光学ドライブやストレージ装置を接続するためのSATA規格の第3版を表すのです。
コンピュータにHDDやSSD等を接続するための標準規格の1つであり、SATA2を改良する形で2009年に策定されました。
そのためデータ転送速度は、SATA2の3. 0Gbpsから6. 0Gbpsまで引き上げられています。
「SATA2」と「SATA3」の違い
「SATA2」と「SATA3」の違いを、分かりやすく解説します。
SATA2とSATA3の文字表記を比較してみると、即座に数字の2と3の違いがある事に気付けるものです。
所がその前の言葉は同じSATAであり、どちらもコンピュータの本体とストレージ装置等を接続するためのインタフェース規格であるSATAを表現しています。
とはいえ性能面等に違いがあり、SATA2は2004年に初代であるSATA1を改良する形で、転送速度が3. 0Gbpsにパワーアップしたものを示すのです。
もう一方のSATA3は、SATA2を改良する形で2009年に策定されたため、転送速度は6. 0Gbpsに引き上げられたものを表します。
まとめ
2つの言葉は似ているだけでなく、どちらもコンピュータに光学ドライブやストレージ装置といったものを接続するための規格であるSATAを指し示すのです。
ただし性能面に違いがあり、SATA2の転送速度は3. 0Gbpsとなっています。
対するSATA3は、SATA2を改良してパワーアップしたものなので、転送速度は6. 0Gbpsです。