この記事では、「バジル」と「オレガノ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バジル」とは?
バジルは、英語でbasilと表記される言葉です。
そんなバジルは、シソ科メボウキ属の多年草を表す言葉であり、イタリア語をカタカナ表記にした、バジリコと呼ばれる事も少なくありません。
葉っぱは主にイタリア料理の香辛料として使われる事が多く、鮮やかな緑色でミントの様な香りを持つのが特徴となっています。
熱帯アジア原産で、ユーラシア大陸とアフリカの熱帯に分布する植物です。
「オレガノ」とは?
オレガノは、oreganoと英語でも表記出来る言葉となっています。
ギリシャ語で山の喜び、という意味の言葉を由来として、このオレガノの言葉は誕生したと言われているのです。
更にオレガノは、ヨーロッパの地中海沿岸を原産とするシソ科ハナハッカ属の多年草を示します。
そんなオレガノは、イタリア料理に良く使用されるハーブで、爽やかでシソみたいな強い香りを有し、乾燥させる事で風味がより強くなるという特徴があるのです。
「バジル」と「オレガノ」の違い
バジルとオレガノの文字表記を見比べると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると即座に気付けるものです。
所がどちらもシソ科の多年草で、イタリア料理に駆使されるという共通点が存在します。
とはいえ違いもあり、バジルはメボウキ属に分類され、ミントの様な爽やかな香りで、乾燥と生食のどちらでも食べられているのです。
もう一方のオレガノは、ハナハッカ属であり、シソの様な強い香りを放つものの、風味を強めるために乾燥させてスパイスとして用いる事が多くなっています。
まとめ
2つの言葉は使用している文字も読み方もかなり違いますが、どちらもシソ科の多年草で、イタリア料理に使用されるハーブを指し示す言葉です。
ただし相違点を見出す事も可能であり、バジルはメボウキ属であり、爽やかなミントに近い香りで、生食と乾燥のどちらの食べ方もされています。
対するオレガノは、ハナハッカ属に分類され、シソの様な香りを放つ植物で、風味が強くなるため乾燥した状態で料理に用いられる事が多いです。