現在では明確に差別化済み?この記事では、「シチズンのソーラーテック」と「シチズンのエコドライブ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シチズンのソーラーテック」とは?
東京都西東京市に本社を置く『シチズン時計』が開発した技術であるとともに、同社の所有する登録商標だと言っていいでしょう。
「ソーラーテック」の名称以前に1976年には世界に先駆けて太陽電池充電のアナログ・クオーツを販売した事で有名。
電池交換を不要にしたのが同年に販売された「クリストロン ソーラーセル」でした。
太陽や光を文字盤の下に仕込まれたソーラーセルによって電気を発生させ動かす技術です。
「シチズンのエコドライブ」とは?
1976年に開発された「クリストロン ソーラーセル」に搭載された技術。
「ソーラーテック」とその仕組みは全く同一で変わりません。
現在では主に『シチズン時計』の主力ブランドに搭載された光発電を使ったモデルを「エコドライブ」と呼んでいます。
「シチズンのソーラーテック」と「シチズンのエコドライブ」の違い
「シチズンのソーラーテック」と「シチズンのエコドライブ」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的にはこの2つの技術は同じものです。
その証拠として両者ともにその始祖を1976年に発売した「クリストロン ソーラーセル」として掲げている事からもわかると言えるでしょう。
ではこの2つの違いが何処にあるかですが、その答えはブランドによるものだと言っていいはずです。
基本的に「CITIZEN」の主力ブランドにはエコドライブしか表記されていません。
ソーラーテックは廉価版のセカンドラインである「REGUNO」やレディースの「wicca」で使われます。
以前2010年前後には「wicca」でもエコドライブを製品名につけた腕時計が販売されていた時期もありました。
しかし現在では同ブランドの光発電搭載モデルはソーラーテックに統一されているようです。
難しいのは関連ブランドである「Q&Q」では光発電をソーラー電源機能搭載表記。
「Champion」とのコラボブランドではソーラーパワー(光発電)と言い回しを変えている点でしょう。
まとめ
「シチズンのソーラーテック」は関連ブランドの「REGUNO」と「wicca」で使われる同社の光発電機能を搭載した腕時計。
この2ブランドはほぼ全商品にその名称が使われる形でラインナップがされています。
「シチズンのエコドライブ」は同社公式ホームページのブランド一覧に掲載されている11ブランドに搭載された光発電機能付腕時計に使われる名称だと言っていいでしょう。