「改良信交(日本酒)」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「改良信交(日本酒)」の市販されている物の中からお勧めの商品を紹介します。
「改良信交(日本酒)」とは
お酒の蘊蓄にうるさい人たちの中で話題になっているお米「改良信交」のことはご存じでしょうか「改良信交」とは、幻の米と言われるお米で限定された地域でのみ作付けされる希少なお米です。
親にあたる「たかね錦」の育種系統名が「信交190号」であったことから改良信交と名前が付けられました。
ちなみに、改良信交は草履と縁が切れない酒です。
昭和30年台後半、草履の名産地(現在はスリッパの名産地です)の山形県河北町で栽培されました。
しかし草履需要の減少で栽培が激減した米でもあります。
酒米としては心白は小さく酒造りには適しており、美山錦が登場する前までは秋田県では 主力の酒米となっていたこともあります。
その後はお米「改良信交」に関しては地元の研究センターの協力を得て品質、収量とも安定しています。
改良信交は「甘味と香り」が特徴的な酒米です。
データとしては、酸度は1. 5と高めになっていますが、口に含むと軽快で親しみやすい味わいです。
「改良信交(日本酒)」のお勧め
通販ではいろいろな改良信交(日本酒)を扱っています。
数ある改良信交(日本酒)の中から人気のお勧め商品を3つ紹介します。
「純米吟醸和田来改良信交 [ 日本酒 山形県 720ml ]」
酒業390年 出羽ノ雪酒造の18代目杜氏が新しく立ち上げたブランド「和田来」の逸品です。
山形県羽黒町生まれの「改良信交」の豊かな味わいを上手く引き出すことができました。
「スーパーくどき上手 「改良信交30」 純米大吟醸 720ml」
「くどき上手」という酒名は、戦国時代を生きぬき、大きな勢力を持つ武将になった人物をリスペクトして付けられました。
自分の周りの人達、敵の武将、高貴な人、領民、何人も問わず、武力でなく誠心誠意「説き伏せる」あるいは魅了するということを指し示しています。
「ゆきの美人 純米吟醸 改良信交 720ml」
背筋が伸びた、そして雑味が無い柔らかなお米の甘味に、心地良い酸味やフレッシュなガス感が加わり、メリハリの効いた軽やかな味わいに仕上がっています。
まとめ
改良信交(日本酒)は、幻の米と言われるお米「改良信交」から作られます。
その為に、やわらかな旨味と軽快な奥行きを合わせ持つふくよかな美酒に仕上がりました。
口に含むと甘さは感じられますが、それを酸で締めてスッキリとした味わいの酒です。
冷やしても、ぬる燗でも美味しくお飲みいただけます。
どうぞお試しく下さいださい。