この記事では、「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インパクトドライバー」とは?
ビットはスリーブ式で固定して使う「インパクトドライバー」は、回転時に打撃が入ると締め付ける力が強くなり、よりネジ締めがしっかりできるようになります。
電圧が10. 8Vのタイプであれば90Nmのトルクになり、かなり力強い打撃率を誇る工具です。
六角軸だけが使えるこのドライバーのドリルチャックは初心者でも簡単に取り付けられるスライド式を採用しているので、ぱっとその場で簡単に交換できます。
深くネジを締め付けたい木材への使用に特化しているため壁や床材の固定に使えますし、重さが加わる椅子や棚も頑丈に完成する工具です。
「ドリルドライバー」とは?
トルクは22Nmで、回転どきに打撃がない「ドリルドライバー」はビットを3点固定して使います。
クラッチ機能があったり、トルク設定と回転速度が切り替え可能です。
10. 8Vであれば22Nmのトルクとなり、普通の締め付けでネジを回して固定できます。
ネジ締めモードの機能で最初に定めたトルクよりもずれないようクラッチがきちんと作動するので安心です。
トルクを大きくできる回転リングが設定できますし、回転する速度を引き金の引きによって高速や低速と調整して使います。
また、六角軸や丸軸も使えるこのドライバーは割れやすいタイルやパネルにも使いやすいドライバーです。
「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の違い
「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ドリルドライバー」よりも本体部分が短めにできていて、強い打撃によって締め付けるトルクが使える工具です。
ネジを締めるため活躍する工具であり、初心者でも素早く気軽にドアの取り付けや家具の組み立てに使えます。
TD090Dならトルクが90Nmと強く、HP330Dの「ドリルドライバー」は22Nmとさほど強さはなく、普通に回転するときの打撃はありません。
「ドリルドライバー」はトルクを自分の思い通りに回転する速さを決めて設定して使うのと、クラッチと複数の機能性が揃います。
また、穴あけにも使えたり、ネジをしっかり締めて固定するのにも使える工具です。
まとめ
ネジを締めるのに便利な工具を2種類取り上げましたが、トルクの強さや回転の設定が可能かに違いがあります。
ホームセンターや動画などで違いを比較してみるといいでしょう。