この記事では、「ザッハトルテ」と「ガトーショコラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ザッハトルテ」とは?
オーストリアのウィーン発祥とされるチョコレートケーキの一種です。
材料は、小麦粉・バター・砂糖・卵・チョコレートなどです。
チョコレートを練り込んだケーキを焼き、表面にアプリコットジャムを塗り、さらに生クリームとチョコレートを混ぜ合わせたものでコーティングをします。
ケーキを半分に切って、間にアプリコットジャムを挟むこともあります。
濃厚なチョコレートケーキです。
泡立てた生クリームを添えることもあります。
ケーキ自体が非常に甘いので、添えるクリームには砂糖は加えません。
しかし、日本のカフェなどで提供されるものは、砂糖入りの泡立てた生クリームがでることがあります。
「ガトーショコラ」とは?
チョコレートケーキのことです。
フランス語で「ガトー」は焼き菓子を指します。
本来は「ガトーショコラ」は焼いたチョコレート菓子を意味するのですが、日本ではチョコレートを練り込んで焼いた丸い形のケーキをいいます。
材料は、小麦粉・卵・砂糖・バター・チョコレートなどです。
卵は全卵を泡立てるか、卵白だけを泡立てたものを使用します。
泡立てた卵を加えることで、ふんわりした仕上がりになります。
表面にジャムを塗ったり、表面をチョコレートでコーティングしたりはしません。
「ザッハトルテ」と「ガトーショコラ」の違い
「ザッハトルテ」と「ガトーショコラ」の違いを、分かりやすく解説します。
チョコレートを使用したケーキである点が似ていますが、2つは別のものとして扱われています。
大きな違いは、アプリコットジャムの有無と、チョコレートでのコーティングの有無です。
前者はアプリコットジャムを塗り、表面を生クリームとチョコレートを混ぜ合わせたものでコーティングしますが、後者はジャムは使用せず、チョコレートでコーティングすることもありません。
また、前者の方がぎっしりしており、後者の方がふんわりしています。
まとめ
アプリコットジャムを使用するのか、しないのかや、チョコレートでのコーティングがあるのか、ないのかに違いがあります。